日常にひそむ

1. 感情を操作することなど誰にもできやしないさ。僕にもね。
2. どうしてそれを疑問に思わないのか、至極不思議だよ。
3. 君が知っていることなんざ、本当にちっぽけなものでしかない。
4. 泣いて、泣いて、泣いて、それで掴めたこともあるだろう。
5. 何をしても譲れないもの、ないのかい?
6. 誰はどうしたとか、誰はこうしたとか、どうでも良いじゃないか。問題は君のことなんだから。
7. それでどうしたいの。
8. 結局何事も、決断するのは君の意思だよ。他の誰でもない。
9. まだそういうこと言っているの、ほら、目を開けてごらんよ。
10. そういうところ、僕は好きだけどね。
11. 笑っていれば大丈夫なんて、誰にも気付かないことだと思うけど。
12. 心配事は沢山ある。たとえば? 何だろうね。
13. 小さな発見は嬉しいことだよ。とても愛しいものだったりする。
14. 歪みや罅をそのままにしておいたら、いずれ音を立てて崩れてゆくよ。 (罅→ひび)
15. 嘘はそこらじゅうに転がっているけれど、かといって真実がないとは限らない。
16. 走れ。たまにはこけて、周りを見渡すと良い。きっと何か見付かるさ。
17. ふとした沈黙や空間に泣きそうになる。
18. 電話は嫌いなんだ。声が機械音にしか聴こえなくなる。
19. すべての音が音楽に―なんて、著名なピアニストが言ったことだけどね。
20. 心を揺さぶられるほどの出来事に出逢えたら素敵だとは思わないかい?